胸郭出口症候群

手や腕のしびれ・だるさが気になる方へ

〜鍼と整体で整える胸郭出口症候群ケア〜

最近、腕がしびれたり、肩から手先にかけてだるさを感じることはありませんか?その症状、もしかすると「胸郭出口症候群(きょうかくでぐちしょうこうぐん)」かもしれません。

胸郭出口とは、首から腕へ向かう神経や血管が通る通路のこと。この通り道が、筋肉のこりや姿勢の歪みによって狭くなると、神経や血流が圧迫され、腕や手のしびれ、肩や首の痛みなどがあらわれます。特に長時間のデスクワークやスマホ操作、猫背姿勢の方に多い傾向があります。

そんな胸郭出口症候群の改善には、「鍼」と「整体」を組み合わせたケアが効果的です。まず鍼(はり)治療では、首・肩・胸まわりの深い筋肉に細い鍼を打ち、緊張をやさしくゆるめていきます。特に斜角筋(しゃかくきん)や小胸筋など、神経が通る部分の硬さをとることで、血流が良くなり、しびれや重だるさが軽くなっていきます。

鍼の刺激は自律神経にも働きかけるため、施術後には「体がポカポカする」「呼吸がしやすくなった」と感じる方も多くいます。

一方、整体では、肩甲骨や背骨、骨盤や身体のバランスを回復させていきます。胸郭出口症候群の原因には、姿勢の崩れが深く関係しており、猫背や巻き肩姿勢が続くことで神経や血管を圧迫しやすくなります。

整体で姿勢を整えることで、首から腕にかけての通り道が広がり、自然と症状がやわらいでいきます。ソフトな手技による整体なら、無理なく安心して受けられ、リラックス効果も得られます。

鍼と整体をあわせることで、痛みやしびれの緩和だけでなく、再発しにくい身体づくりが可能になります。日常生活での動きや姿勢も変わり、肩や腕が軽く感じられるようになる方も多いです。

「手のしびれが気になる」「腕がだるくて仕事に集中できない」そんな方は、鍼と整体で身体の内側からやさしく整え、スッと軽く動ける毎日を取り戻してみてください。