胸郭出口症候群の施術過程

【症状別】胸郭出口症候群の施術過程

〜腕のしびれ・肩や首の重だるさを、はりと整体でやさしく改善〜

「腕を上げるとしびれる」「首や肩がこる」「手が冷たくなりやすい」

そんな症状が続いていませんか?

それは**胸郭出口症候群(きょうかくでぐちしょうこうぐん)**の可能性があります。

首から腕へと走る神経や血管は、鎖骨・肋骨・筋肉のすき間(胸郭出口)を通っています。

この部分が筋肉の緊張や姿勢の乱れによって圧迫されると、腕のしびれや重だるさ、冷えなどが起こります。

澤治療院では、はりと整体による全身調整で、

神経や血管の通りを良くし、根本的な改善を目指していきます。


◆ ① カウンセリングと状態チェック

まずは、どの姿勢・動作で症状が出るかを確認します。

  • 腕を上げるとしびれる

  • 肩・首のこりが慢性化している

  • デスクワークや猫背姿勢が多い

  • 寒さや疲労で症状が強まる

胸郭出口症候群は、斜角筋・小胸筋・鎖骨下筋などの緊張が主な原因です。

状態を把握し、どの部位で圧迫が起きているかを見極めます。


◆ ② 整体で姿勢・肩甲骨・肋骨の動きを整える

整体では、胸郭出口周囲の筋肉をやさしく緩め、姿勢の改善を図ります。

  • 肩甲骨の可動域を広げる調整

  • 背骨・肋骨・骨盤のゆがみを整える

  • 首〜肩の筋肉バランスを調整し、圧迫を軽減

  • 猫背・巻き肩の改善で血流をスムーズに

姿勢が整うと、首や肩への余分な負担が減り、

腕への神経の通りが自然に改善されていきます。


◆ ③ はり施術で神経の圧迫をやわらげる

整体の後、はりで深部の筋肉や神経周囲にアプローチします。

  • 斜角筋や小胸筋など、圧迫しやすい筋肉の緊張をゆるめる

  • 首から腕への血流を促し、しびれを軽減

  • 自律神経を整えて筋肉の過緊張を防ぐ

  • 首肩のこりや頭痛、冷えにも効果的

鍼の刺激はごくやさしく、体の深部で滞っていた血流を改善します。

施術後は「腕が軽くなった」「手が温かくなった」と感じる方が多いです。


◆ ④ 日常動作とセルフケアの指導

施術と並行して、症状を悪化させないための生活アドバイスを行います。

  • デスクワーク中の肩の位置や高さの調整

  • 胸を開くストレッチ

  • 肩甲骨を動かす軽い体操

  • スマホ・PC使用時の姿勢改善

  • 冷え対策や睡眠環境の見直し

少しの工夫で、神経や血管の圧迫が減り、再発防止につながります。


◆ ⑤ 根本改善と再発予防へ

胸郭出口症候群は「姿勢」「筋肉」「神経」の3つのバランスが重要です。

澤治療院では、はりと整体を組み合わせることで、

症状の緩和だけでなく、再発しにくい身体づくりを目指します。

「しびれが減って仕事が楽になった」

「肩のこりが消えて姿勢が良くなった」

そんな変化を実感される方も多くいらっしゃいます。

腕や肩、首の不調が続いている方は、ぜひ一度ご相談ください。