五十肩の治療過程
【症状別】五十肩の治療過程
〜動かすたびに痛む肩を、はりと整体で少しずつ軽く〜
五十肩(肩関節周囲炎)は、肩関節の周囲に炎症が起こり、
「腕が上がらない」「夜にズキズキ痛む」「服を着替えるのがつらい」など、
日常生活に大きな支障をきたす症状です。
40〜60代の方に多く見られ、放っておくと動かしにくさが長引くこともあります。
澤治療院では、はりとリハビリ・整体を組み合わせた施術で、炎症や筋肉の緊張をやわらげ、再びスムーズに動かせる肩を目指していきます。
◆ ① カウンセリングと可動域チェック
まずは、痛みの出る範囲や動きの制限を確認します。
腕を横や前に上げると痛む
夜間痛が強くて眠れない
髪を結ぶ・背中に手を回す動作ができない
仕事や家事での負担が多い
五十肩は、炎症期 → 拘縮期(固まる時期) → 回復期 という流れで進行します。
どの段階にあるかを見極め、刺激量や施術内容を調整していきます。
◆ ② リハビリ・整体で肩・背中まわりをゆるめ動きを取り戻す
リハビリ・整体では、肩だけでなく、肩甲骨・背骨・肋骨・骨盤といった全体のバランスを整えます。
肩甲骨の動きをスムーズにする
背中や胸まわりの筋肉をゆるめる
首〜肩の筋緊張をやさしく調整
姿勢改善(猫背や巻き肩)で肩の可動域を広げる
肩を「直接動かす」よりも、周囲の関節や筋肉を整えることで、
自然と動きやすく、痛みが和らぐ方向に導いていきます。
◆ ③ はり施術で炎症や筋肉の硬さを軽減
整体で動きを整えた後、はりで深部の筋肉と炎症部位へアプローチします。
肩関節の周囲(棘上筋・棘下筋など)の緊張を緩和
血流促進により炎症を鎮め、治りを早める
頑固なこわばりや夜間痛を軽減
神経や自律神経のバランスを整え、痛みの感受性を下げる
はり特有の深部刺激により、動かすたびにズキッとした痛みが徐々に軽減していきます。
◆ ④ 自宅でできるケアと再発予防
施術と並行して、日常生活でできるケアをお伝えします。
肩を温めて血流を促す入浴法
痛みのない範囲でのストレッチ・肩回し運動
姿勢維持のための背中の筋肉の意識
デスクワーク時の肩の高さ・腕の位置調整
これらを続けることで、施術効果が持続し、再発しにくい体づくりができます。
◆ ⑤ あきらめずに続けることで改善へ
五十肩は、治るまでに時間がかかる場合もありますが、
適切な施術を重ねていくことで、痛みの軽減・可動域の回復・夜間痛の改善が期待できます。
澤治療院では、肩を無理に動かさず、体に負担をかけない自然な方法で回復をサポートしています。
「痛みが減り、腕が上がるようになった」と喜ばれる方も多くいらっしゃいます。
肩の痛みや動かしにくさでお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。





