五十肩
肩や腕が上がらない…
〜鍼と整体でやさしく整える五十肩ケア〜
腕を上げようとすると痛みが走る、後ろに手を回せない、夜寝ていると肩がズキズキする——そんな症状に悩まされていませんか?これは「五十肩(ごじゅうかた)」、正式には「肩関節周囲炎」と呼ばれる症状です。加齢や姿勢の崩れ、血流の低下などにより、肩関節のまわりの筋肉や腱が固くなり、動かしにくくなることで起こります。肩が動かない不便さに加え、痛みのストレスで睡眠にも影響が出ることも少なくありません。
そんな五十肩の改善におすすめなのが、「鍼」と「リハビリ・整体」を組み合わせたケアです。まず鍼(はり)治療では、肩関節まわりの緊張した筋肉や筋膜、ツボに細い鍼を打ち硬くなった部分をやさしくほぐしていきます。
鍼による刺激は血流を促し、炎症を落ち着かせる働きがあります。また、肩の動きを制限している深部の筋肉にもアプローチできるため、少しずつ可動域が広がっていくのを実感できる方も多いです。さらに、東洋医学的には「気血の滞り」を整えることで、痛みやこわばりの根本的な改善も期待できます。
リハビリ・整体では、肩だけでなく首・背中・肩甲骨・骨盤といった全身のバランスを整えます。肩関節は体幹や骨盤の動きとも深く関係しており、姿勢の崩れが肩の負担を増やす原因になることも。リハビリ・整体でバランスを整えることで、肩への負担が軽くなり、自然と動かしやすくなっていきます。
痛みの強い時期には、無理なストレッチや力を使わず、身体の状態に合わせたやさしい手技で行うことが大切です。
鍼と整体をあわせたケアは、肩の痛みをやわらげるだけでなく、再発しにくい身体づくりにもつながります。少しずつ動かせる範囲が広がると、着替えや家事などの動作もラクになり、気持ちまで軽くなっていきます。
「もう年だから仕方ない」とあきらめず、鍼と整体のやさしいケアで肩を少しずつ解放していきましょう。痛みのない快適な毎日を取り戻すために、早めのケアをおすすめします。





