頚腕症候群の施術過程

【症状別】頚腕症候群の施術過程

〜首・肩・腕のしびれや重だるさを根本から改善〜

頚腕症候群(けいわんしょうこうぐん)は、首から肩、腕にかけての痛み・しびれ・重だるさを引き起こす症状です。

デスクワークが多い方や、スマホ・PCを長時間使う方、姿勢が崩れやすい方に特に多く見られます。

「腕が重い」「肩がずっとつらい」「首のコリが抜けない」「しびれが気になる」

といった訴えが続く場合、首から腕にかけての神経や筋肉が過度に緊張している可能性があります。

澤治療院では、整体で姿勢と体のバランスを整え、はり施術で深層の筋緊張をゆるめることで、

神経への負担を減らし、症状を根本から改善していきます。


◆ ① カウンセリング:症状の出方と原因を丁寧に確認

頚腕症候群は原因がひとつではありません。

そのため、まずは症状の出方を細かく確認します。

  • 首・肩・腕の痛み、しびれ、だるさの範囲

  • 手先の冷えや力が入りにくいなどの変化

  • 仕事や日常の姿勢、スマホ時間の長さ

  • 肩こり歴、過去のむち打ち・けがの有無

  • 睡眠やストレスの影響

筋肉・関節・神経のどこに負担がかかっているかを見極め、

症状のタイプに合わせた施術計画をご提案します。


◆ ② 整体:姿勢改善と筋バランス調整

頚腕症候群の多くは、猫背・巻き肩・ストレートネック が背景にあります。

整体では以下のポイントを中心にバランスを整えます。

  • 首と肩甲骨の動きを改善

  • 硬くなった肩甲挙筋・僧帽筋・胸の筋肉をゆるめる

  • 背骨(胸椎)の可動性を高め、首の負担を軽減

  • 巻き肩や猫背姿勢を整える

  • 腕の付け根(肩関節)のつまりを改善し、腕のだるさを軽減

姿勢が整うことで、首から腕にかけての神経の圧迫が自然と減り、痛みやしびれが軽くなることが期待できます。


◆ ③ はり施術:深層のコリと神経の緊張をピンポイントで改善

整体で整えた後には、はりでさらに深い部分へアプローチします。

  • 首肩の深層筋(肩甲挙筋・小胸筋など)の緊張を緩和

  • 神経周囲の血流改善

  • 肩甲骨内側の強いコリをピンポイントで刺激

  • 腕のしびれを誘発する筋肉(斜角筋・前腕筋)の負担を軽減

  • ストレスや自律神経の乱れによる首肩の過緊張を調整

はり特有の深部刺激によって、慢性的なコリやしびれにも高い改善効果を期待できます。


◆ ④ セルフケア:再発しにくい体へ

頚腕症候群は、日々の生活習慣が大きく関与するため、施術後のケアも重要です。

  • 猫背・巻き肩にならない座り姿勢

  • デスクワークの高さ・光の調整

  • 首肩をゆるめる簡単ストレッチ

  • 腕のしびれを軽減する胸のストレッチ

  • スマホを見る姿勢を改善するポイント

  • 深い呼吸をしやすい体づくり

これらを継続することで、症状が再発しにくいコンディションに整っていきます。


◆ ⑤ 「しびれの不安からの卒業」へ

頚腕症候群は、適切なケアを行うことで十分改善が可能な症状です。

澤治療院では、首肩や腕のつらさを軽減し、

「仕事に集中できる」「家事が楽にできる」「目の疲れが減った」

など、日常生活の質を高めることを目的として施術を行っています。

首・肩・腕の症状でお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。