少し歩ける距離が伸びた日 脊柱管狭窄症による腰と足のしびれに鍼灸と整体で向き合う施術記録

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少し歩ける距離が伸びた日

脊柱管狭窄症による腰と足のしびれに鍼灸と整体で向き合う施術記録

「歩いていると、だんだん足がしびれてきて休みたくなるんです。」

そう話して来院されたのは70代の男性。

以前から腰の違和感はあったものの、ここ数か月で歩行中に足のしびれや重だるさが出るようになり、長く歩けなくなってきたとのことでした。前かがみになると少し楽になるという特徴的な症状もあり、いわゆる脊柱管狭窄症の状態が疑われます。

脊柱管狭窄症は、加齢などにより背骨の中の神経の通り道が狭くなり、神経が圧迫されることで腰痛や足のしびれ、間欠性跛行(歩くとつらくなり休むと楽になる症状)が出ることがあります。


🔎身体のバランスと動きを確認

まずは姿勢と動きを確認。

腰がやや反り気味で、背中から腰にかけての筋肉が強く緊張している状態でした。さらに股関節の動きが硬く、歩行時に腰へ負担が集中しやすいバランスになっていました。

脊柱管狭窄症の場合、神経そのものの問題だけでなく、周囲の筋肉の緊張や体の使い方も症状に大きく影響します。そのため、腰だけでなく全身の状態を整えることが重要になります。


👐整体で腰と股関節の動きを改善

まずは整体で骨盤と股関節、背骨の動きを整えていきます。

腰に直接強い刺激を加えるのではなく、周囲の筋肉をゆるめながら負担を分散させていく施術です。

特に股関節の動きが出てくると、歩行時の腰への負担が軽減されやすくなります。

施術の途中で

「腰の張りが少し楽になってきました」

と変化を感じていただけました。


🌿鍼灸で血流と神経の環境を整える

続いて鍼灸施術へ。

腰部だけでなく、お尻や太もも、ふくらはぎなど、神経の通り道に沿って鍼を行い、筋肉の緊張を緩めていきます。

鍼によって深部の筋肉がゆるむと血流が改善し、神経への圧迫もやわらぎやすくなります。施術中は足先までじんわりと温かさが広がり、リラックスした様子が見られました。


🌈施術後の変化

施術後に歩いていただくと、来院時よりも足の重だるさが軽減し、歩き出しもスムーズに。

「さっきより長く歩けそうな感じがします。」

と前向きな言葉をいただきました。

脊柱管狭窄症は、すぐに症状が消えるものではありませんが、筋肉の緊張を整え、体の使い方を改善していくことで負担を減らすことは可能です。

日常生活では、無理をせず適度に休憩を取りながら歩くこと、前かがみ姿勢をうまく取り入れることなども大切です。

最後に簡単なストレッチや姿勢のポイントをお伝えして本日の施術は終了。

歩くことへの不安が少し軽くなり、「また来ます」と笑顔で帰られる姿が印象的でした。

少しずつでも歩ける距離が伸びていくことが、日常の安心につながると感じた施術の一日でした。