腕が上がらないつらさが少し軽くなった日
五十肩(肩関節周囲炎)に鍼灸と整体で改善を目指すアプローチ
「服を着替える時に肩が痛くて腕が上がらないんです。」
そう話して来院されたのは50代の男性。
数か月前から右肩に痛みが出始め、最近では腕を上げたり後ろに回す動作がつらくなってきたとのことでした。特に夜になると肩がズキズキ痛み、寝返りでも目が覚めてしまうことがあるそうです。
このような症状は、一般的に**五十肩(肩関節周囲炎)**と呼ばれる状態で、肩関節周囲の筋肉や腱、関節包が炎症を起こすことで起こることが多いです。年齢とともに関節の柔軟性が低下したり、肩周囲の血流が悪くなることが原因になるケースも少なくありません。
🔎肩の動きと身体の状態を確認
まずは肩の可動域を確認。
腕を横から上げる動き(外転)と後ろに回す動き(内旋)で痛みが強く出ていました。触診では肩の前側と肩甲骨周囲の筋肉がかなり硬くなっている状態でした。
また姿勢を見ると、肩が前に巻き込むような姿勢になっており、長年の姿勢の癖も影響しているようでした。五十肩は肩だけでなく、肩甲骨や背骨の動きも関係していることが多いため、身体全体のバランスを見ることが重要です。
👐整体で肩甲骨と背骨の動きを整える
まずは整体で背骨と肩甲骨周りの動きを整えていきます。
肩関節そのものを無理に動かすのではなく、肩甲骨や背中の動きを改善することで、肩への負担を減らしていきます。
ゆっくりと筋肉を緩めながら調整していくと、肩周囲の緊張が少しずつ和らいでいきました。
「さっきより肩が動かしやすい気がします。」
施術途中でそんな変化を感じていただけました。
🌿鍼灸で深部の筋肉へアプローチ
続いて鍼灸施術へ。
肩関節周囲の筋肉・筋膜や肩甲骨周り、腕の筋肉・筋膜に打ちながら血流を促していきます。
鍼の刺激によって筋肉の緊張がゆるみ、肩関節周囲の循環が改善されていきます。しばらくすると肩の張り感が軽減し、動かした時の痛みも少し和らいできました。
🌈施術後の変化
施術後に腕を上げてもらうと、来院時よりも可動域が広がり、動きもスムーズに。
「完全ではないけど、さっきより上がりますね。」
と驚いた様子でした。
五十肩は一度で完全に改善するものではありませんが、肩関節だけでなく肩甲骨や背骨のバランスを整えながらケアすることで回復がスムーズになることが多いです。
最後に日常生活で気をつけたい姿勢や、無理のない範囲でできる肩のストレッチをお伝えして本日の施術は終了。
肩が痛くて動かせない日々はとても不安なものですが、体の状態に合わせて丁寧にケアしていくことで、少しずつ動きは取り戻していくことができます。
今日はその第一歩となる施術の一日でした。





