「背中の痛みで深呼吸できなかった日が変わった|鍼と整体で広がる背中」
背中の痛みで深呼吸できなかった日が変わった|鍼と整体で広がる背中
今日は、「背中が痛くて息を吸うのもつらいんです」と話す50代の男性が来院されました。
数日前から背中の中央から肩甲骨の内側にかけて痛みが出始め、朝起きると体を起こすのも大変だったそうです。
「ぎっくり腰みたいだけど、場所が違って不安で…」と少し緊張した表情でした。
まず姿勢と動きを確認すると、背中全体が固まり、肩甲骨の動きがほとんど出ていませんでした。
特に長時間の運転とデスクワークが続いていたとのことで、背部の筋肉が疲労し、呼吸に関わる筋肉まで緊張している状態でした。
今回は、鍼と整体を組み合わせた施術を行いました。
鍼では、背骨沿いと肩甲骨周囲の深部筋にやさしくアプローチ。
「ズーンと響くけど、嫌な痛みじゃないですね」と患者さん。
しばらくすると「背中が内側から温まってくる感じがします」と血流の変化を感じられていました。
続いて整体では、背中と肋骨の動きを引き出すように、呼吸に合わせた調整を行いました。
胸が自然に開き、ゆっくり息を吸ってもらうと、「あ、さっきより楽に吸えます」と驚いた様子に。
固まっていた背中が少しずつ広がっていくのが分かりました。
施術後、立ち上がって背中を動かしてもらうと、「痛みがだいぶ減っています」「体をひねるのが怖くないです」と安堵の表情。
背中が楽になることで、姿勢も自然に整っていました。
最後に、背部の負担を減らす座り方や、仕事の合間にできる簡単なストレッチをお伝えしました。
「これなら続けられそうです」と前向きなご様子。
背中の筋肉の痛みは、疲労の蓄積や姿勢のクセから突然強く出ることがあります。
鍼と整体で筋肉と呼吸を整えることで、回復は大きく変わります。
今日も、“背中が楽に動く安心感”を取り戻していただけた一日でした。





